ミネラル野菜を作るわけ

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「もともと、すごいおでぶちゃんだったんです」
と笑う、ダイゴ農園の専務。
40歳全般という若さで心筋梗塞になった社長の体を気遣い
二人で食事を見直すきっかけになったそうです。
「うちはもともと土建やです。
ちょうどその頃、老人宅のリフォームの仕事が増えていました。
その方々の自宅へ通い話をしているうちに、食事への悩みがたくさん聞かれました。
家をリフォームしただけではダメなんです。
根本的な体の健康がなければ・・」
もともと福祉の仕事をしていた専務は、老人宅をまわる宅配サービスを開始。
その中で、一番高くついたのが野菜だったという。
「一年間使う野菜が一番高かったんです。
でも、ちゃんとした野菜が使いたい。
その頃、ミネラル野菜の中嶋先生に出会い、野菜つくりへのチャレンジが始まりました。
今は、特区を利用し、西会津で大根・キャベツ・白菜作りを。
喜多方市の特区ではキュウリ、トマト、葉ものを中心に一年間野菜作りをしています。
「特に大根が美味しいと言われます。
みずみずしくて煮くずれしにくいから、煮物に適しています。
西会津の土地が大根作りにあっているんですね。」
食について真剣に取り組みたい、と食育アドバイザーもとり、
ハサップ講習も受けている専務。
今では、厳しい基準がある病院食も手がけています。
「これからは計画生産をしていきたいと思います。
西会津の土と喜多方の土では、野菜との相性があるので、
あったものを美味しく作りたいですね」
宿との契約栽培も始まったダイゴ農園。
今後の展開に注目です。