野崎洋光さんのTV収録

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7月12日 須賀川市の「はたけんぼ」で
福島県古殿町出身でもあり、「分とく山」の総料理長でもある野崎洋光さんが
NHK「きょうの料理」の収録をされました。
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今回はNHK「きょうの料理」50周年記念の特別企画。
いつもは東京の収録会場ですが、50周年企画として
料理人のふるさとを全国キャラバンしているそうです。
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野崎さんは福島出身ということで今回2本分の収録。
須賀川市はきゅうりの産地。
ということで、きゅうり料理です。
きゅうり料理、と聞いても
「お味噌つけて食べる以外どうすればいいの??」
そこはさすが野崎さん
「須賀川にはきゅうりを煮る文化がある」
ということで地元の人たちと一緒にお味噌汁にしました。
これが美味しそう!
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2日目の収録に入れました~^^
須賀川のキュウリ畑に行った野崎さんの様子も収録中に流れていました。
「これはいい。これなら料理も失敗しないね」
素材を大事にする野崎さんらしい言葉がありました。
1品目はキュウリを熱湯に一瞬通してきれいな色をだし
棒でたたいてから塩水につけ、シソと味噌をあわせたものと食べる。
きゅうりのたたき、です
2品目はゆがいたジャガイモと軽く茹でたキュウリで作るスープ。
うすい緑色がとってもきれいなスープで温かくても、冷製スープにしてもいいですね。
3品目は茹でた鶏のモモ肉を旨味をそこなわないよう手で裂く。
すりおろしたキュウリと胡麻をすりこぎであわせ、味を整え、鶏肉の上にのせて完成。
驚きの隠れメニューで、すりおろしたキュウリの絞り汁を使い
キュウリのゼリーが登場!
これはすごいと思いました。
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3品目は会場の人たちも試食できました。
鶏を茹でるときに、90度で20分じっくり茹でているから
旨味も逃げず、パサパサしていません。
きゅうりのほのかな風味と胡麻がよくあって、夏にピッタリ!という味です。
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収録語にアナウンサーと野崎さんのミニトークショーがありました。
「昔の人は身土不二といって、住んでいるところから2里以内の旬の素材を食べるといいと
言っていました。今で言う地産地消ですね。
素材がいいものを食べていると体に一番いいんです。
長生きできますよ 笑」
素材がいいと料理は失敗しないという野崎さん。
きゅうり一種類でも、煮たり、くだいたり、おろしたりすることで料理の幅が広がることを
教えてくださいました。
7月29日には郡山市ビューホテルで
野崎さん・富澤さん(ホテルメトロポリタン)・金澤さん(京王プラザホテル)の3料理人による
福島の食でディナーが行われます。
お問い合わせ 事務局
電話   024-939-1511

 
 
 
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