大川先生の講演会

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2007年6月25日(月曜)
会津柳津町にある花ホテル滝のや主催の講演会に初めて参加いたしました。
自分たちにできることはなにか?の模索・発見のため
今まで月2~4回続けてきたいろいろな人を呼んでの講演会。
今回で93回目を迎えたそうです。すごい!
今回の内容は
    
平成19年6月25日(月) PM 7:00 ~ 9:00
会津柳津温泉/花ホテル滝のや 2階和室
タイトル:「門前町のまちづくり」- 戦略的アプローチの実践 -
 
講   師: 大川 信行 氏 (東日本国際大学 経済学部教授)
ohkawa@tonichi-kokusai-u.ac.jp
参加内容(参加募集メールから)
■第93回花ホテル講演会■
 先日先生の講演会を拝聴して、まずはじめに先生は”まちづくり”が
うまくいかない理由を次のようにお話しされました。
・地域が恵まれすぎている!
・人、物、情報の交流が少ない!
・いいコンセプトが浮かばない!
・地域特性に気がついていない!
・モノマネではいけない!
・リーダーが不在、いても疲れている!
・官主導から民間主導へ移行すべき!
・モデル事業で示すこと!
 特に先生の「観光地マーケティング」「観光をめぐる動向と今後の方
向」「観光の最新コンセプト」に深く感銘いたしました。個人的にはス
ローライフ型観光や地域コンサージュ(案内人)、地域ブランド、地域ホ
スピタリティー観光、インターネットを中心とした誘客戦略など、とて
も刺激をいただきました。今回は、さらに私たち地域に住むものにとり、
大切なことは何か、これからできることは何かをお話しいただきます。
上記 ■花ホテル滝のゆ 社長からのお誘いメールです
経済学からみた観光の今を中心にお話いただきました。
首都圏のインターネット利用率の高さと地方との差があり、
さらに、使う人と使わない人の差が開いてきていること。
個人の旅行形態がかわり、自分スタイルの旅を探す。
そのためにインターネット活用ははずせないこと。
ポイントは「インターネットを上手に使った情報発信は絶対に必要」だということ。
上記した
「地域が恵まれすぎている」「意識レベルが低い」「いいコンセプトがでてこない」
「アイディアが出尽くしている」「物まねが多い」「リーダーがいない」
「首長の支持基盤が弱い」「金はあっても使い道がない」
をわかりやすく説明いただきました。
観光の特性や他選択社会の話など、
観光に関わる人なら勉強になるお話でした。
お話も飽きさせない上手さで、とても勉強になりました。

 
 
 
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