東日本大震災災害復興シンポジウム

東日本大震災災害復興シンポジウム

「東日本大震災・福島原発事故の被災者支援と今後の災害復興に向けて
 -いま私たちにできることは何か-」

3月11日の東日本大震災、そして福島原発事故からまもなく3か月
を迎えます。地震・津波に加え、原発事故の影響によりいまも県内外
で5万人以上が避難生活を送っています。とりわけ福島県外に避難し
た人の数は約3万人となり、県人口の1.5%にまでのぼっています。

また、避難生活をしていない人でも、農作物や観光業などの風評被害、
放射能汚染による学校活動の制限など、県民生活全般にわたり、被害
は拡大しています。

福島大学では全学の教職員が学問領域の枠を超えて福島県の災害復興
に貢献していこうと「福島大学災害復興研究所」を4月に設立しました。
この度、福島大学災害復興研究所が主催し、東日本大震災の被災者支
援と今後の福島県の災害復興にむけてともに議論しあえる場としてシ
ンポジウムを企画しました。ぜひ多くの皆さんにご参加いただき、一
緒に福島の災害復興に向けて議論していきましょう。

<日時>6月11日(土) 午後1時から5時
<場所>福島大学(福島市金谷川一番地) M1教室

・あいさつ:福島大学災害復興研究所 所長 清水修二(福島大学副学長)

・記念講演「東日本大震災・福島原発事故とこれからの災害復興」
 山中茂樹氏(関西学院大学災害復興制度研究所)

・シンポジウム(講師・演題は予定)

①「福島大学における避難所開設と被災者支援」
鈴木典夫氏(福島大学行政政策学類・教授)

②「ビックパレットふくしまにおけるおだがいさま生活支援センターの取り組み」
天野和彦氏(福島県職員)

③「福島における観光業と二次避難所の課題」
平賀茂美氏(東山温泉原瀧・今昔亭総支配人)

④「福島における子ども学習支援の取り組みについて」
三浦浩喜氏(福島大学人間発達文化学類・教授)
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問い合わせ
 福島大学災害復興研究所(丹波史紀研究室内:Tel:090-6600-0998)