地域密着型インターンシップ研修

地域活動インターン生を受け入れている宿や施設ごとの活動日記です。

会津地鶏みしまや 日報一覧

 

鶏舎整備

三原しげっちです。
今回で二回目になりますが、今日は会津地鶏をできるだけ野飼いに近い状態で飼育しておられる養鶏場に行かせていただきました。前回は鶏の解体を見学させていただき、何か食物をいただくということは、やはり何がしかの命をいただく事なのだと再確認させていただいたり、鶏舎に行って鶏の餌やりなどをさせていただき、そのいただく命を育てる事の大切さを再認識させていただきました。
そして今日も食べさせていただく事に感謝する為に、鶏沈碑にお祈りしてから作業が始まりました。
今回の作業は鶏の餌やりと餌入れなどの水洗い。午後はきれいにした餌入れなどを新たに入れるひよこのために設置しました。
今日も沢山の事を学ばせていただきました。以上

 
 
 

地鶏

三原しげっちです。
今日は会津地鶏をできるだけ野飼いに近い状態で飼育しておられる所に行かせていただき、鶏の解体を見学させていただいたり、鶏舎に行って鶏の餌やりなどをさせていただきました。
今日、久々に命を扱う現場を見せていただき、やはり食べるということは命を頂いているのだと再認識させていただきました。賛否両論あるとは思いますが、やはり私個人としては、命を奪う実際の現場を見て、自分たちが普段食べているものがどんな風に作られているのか、きちんと体験して考える事が大切なのではないかと思います。
以上

 
 
 

鶏肉の処理

研修生の寺田です。今日は、こちらに寄せて頂き、初めての雨です。 スケジュール 08:30 鳥の解体 10:00 鶏舎で餌やり 13:00 鳥丸のサバキ 15:30 終了 今日も1日お疲れ様でした。

 
 
 

鶏の餌やり

研修生の寺田です。今日は朝焼けが、すごくきれいでした。 スケジュール 08:30 鶏舎の清掃、餌やり 13:00 籾の袋詰め 15:30 終了 今日も1日お疲れ様寺田

 
 
 

みしまやさん

研修生の寺田です。何故か、天気に恵まれ、脚力も付いてきました。 スケジュール 08:30 鶏舎の清掃、餌やり等 10:30 籾運び 13:00 籾の袋詰め 15:30 終了 今日も1日お疲れ様寺田

 
 
 

スケジュール
8:00-10:00 加工場見学
10:00-12:00 餌やり、鶏舎掃除
12:00-13:00 昼ご飯
13:00-16:00 解体見学、用具洗浄

インターン生のよしです!

今日は、三回目の会津地鶏みしまやさんです!今回の目的は、「加工場見学」ということでお邪魔させていただきました。

鶏魂碑を前にしての供養から、加工は始まります。加工の流れとしては至ってシンプル。地鶏の頚動脈を切り、頭を下にして血抜き。羽根がとれやすいように毛穴を広げる為に一定時間湯につけます。その後、遠心機械へ。この時点で既に、羽根はほとんどとれていますが、手作業で取りきれなかった羽根を丁寧にとっていきます。その後は、内臓を抜き、各部位にさばかれていく、という流れでした。朝には生きていた地鶏が、午後にはパック詰めされて、普段スーパーで目にするような姿になっていました。ただただ、はかないなあ、と思い見ていました。
現代社会では、「命を断つ」という行為を経験する事は勿論、目にすることもほとんどありません。そういった意味で貴重な経験をさせていただきました。

 
 
 

鳥よ、鳥よ、鳥たちよ

今日も一日お疲れ様です、インターン生のつぼちゃんです。今日は会津宮下にある養鶏場Aさんの所へ行って参りました。

【スケジュール】
05:59 会津若松駅発
07:30 会津宮下駅着
08:00 養鶏場Aさん到着
08:30 食鳥処理見学
09:30 鶏舎でのエサやり
10:30 鶏舎の掃除
13:00 解体処理見学
14:00 物販用具の洗浄
15:00 研修終了
15:56 会津宮下発
17:30 会津若松着

まだ月の明るいうちに寮を出て、始発電車に乗車。
只見線は只見川に沿ってずんずんと山奥へと進んでいき、約一時間半で目的地の会津宮下へと到着しました。

養鶏場Aさんは、地鶏の生産から解体、出荷まで行っておられ、その商品は全国的に高い評価を得ています。

そのAさんに到着すると、朝から鶏の食鳥処理をなさるとのことで、施設外からではありますが見学をさせてもらいました。
まずカゴに入れられた鶏を一匹一匹押さえつけ、首の動脈を切った後、逆さにして血を抜きます。その後、湯にくぐらせて毛穴を開き、専用の機械にかけて毛を毟っていきます。最後は人の手で細かい毛を取り、クリスマスのターキーのような見慣れた姿へ。一羽につきこの行程は20分足らずで、素早い手つきで次々と処理されていました。
初めて見る光景に衝撃を覚えつつも、普段口にしているのに意識されていない処理の段階を間近で見れたことは大変貴重な経験でした。昔は猟師だけでなく鶏を飼っていた家庭では同じように処理をしていたそうです。今や家庭で食鳥処理は勿論ですが、捌くことすらも、できる人は少ないでしょうね。

見学後は従業員のEさんに連れられて鶏舎へ移動。鶏のエサやりをさせてもらった後、今日食鳥処理した鶏達の鶏舎が空いたのでその掃除を行いました。
鶏舎では鶏が出荷まで約3ヶ月間肥育されるのですが、その間に物凄い量の埃(羽毛など)が出ます。その埃を天井や壁からひたすら落とすのですが、暑い鶏舎の中、かなりの重労働で、それに加え鶏舎内には堆肥用の鶏糞も保管されていたため臭いもかなりのものでした・・・。養鶏のお仕事も大変です。

午前中のこれら作業の間にはEさんが養鶏場について質問を受け付けて下さいました。
その中で鶏のエサの話題が出たのですが、実はここにも震災の影響が出ていました。飼料には米が使われているのですが、その飼料米を生産している会社が被災し、九州等へ仕入先の変更を余儀なくされたそうです。しかしそのために顧客から味が変わったと言われ大変だったとのこと。大きなことから小さなことまで、本当にどのような所にも震災の影響が及んでいることを日々実感します。

午後からはAさんが物販で使用した用具の洗浄と並行して、今朝食鳥処理された鶏の解体を見学しました。
ターキーのような丸のままの状態から、手際良く包丁を入れ、ムネ肉、モモ肉、カワ、ササミなどの部位ごとに捌いていらっしゃいました。ここまで来ると本当に朝まで生きていたことを疑ってしまう程で、普段スーパーで売られている状態と違い無いものが出来上がっていました。いや〜熟練の技、素晴らしいです。

今日は折角食鳥処理から解体まで見せて貰ったので、味も確かめようとムネ肉を600g買ってきました。
今から早速いただいてみます!
それではまた明日!

(写真は鶏舎の中の鶏さん達!)

 
 
 

食べ物に感謝

インターン生のフジです。
スケジュール
8:00 みしまやさんで加工見学、餌くれ、鶏舎掃除、洗い物

今日は話題の三島屋さんに初めて行ってきました!
鶏がお肉となってゆく様子を見学させていただき、お肉も生き物だったんだよなぁ、と感慨深かったです。
そしてみるみるうちにさばいてゆくみしまやさんの従業員の方々には感服です。
うーん、サムゲタン食べたいなぁ。

今日は只見線の車窓から

 
 
 

男たちの秋

研修生のゆっこです。

今日で、インターンの第一週が過ぎました。

今日の研修は、会津地鶏みしまやさんへお邪魔してきました。

研修内容は、午前にヒナ用鶏舎の消毒と飼育二ヶ月の鶏たちへのワクチン投与、午後からは午前に使用した道具の片づけと屠殺個体の捕獲でした。

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みしまやさんは、本当に美味しい会津地鶏をつくる(育てる?普及させる?)ために、丁寧に手間暇をかけて地鶏を育てています。

ただ今は、経営規模も設備も、他の大企業や小さな企業さんと比べ、中途半端な立位置にいるとのこと。

そのため、みしまやさんの地鶏を求める人の要望のすべてに応えることはできないそうです。

加えて、東日本大震災、原発による風評被害、飼料価格の高騰など、何重もの苦難を背負っているとのこと。

ですが、地鶏たちへの日々の世話や衛生管理に手を抜くようなことは全くなく、自分たちの地鶏の味に絶対的な自信を持っていらっしゃいます。

自信を持って提供する地鶏を、いかに多くの人に食べてもらうか、広報や商品提案などなど日々試行錯誤していらっしゃいます。

畜産業界は、ここ数年本当に社会を揺るがせていますが、取り扱う商品の味や自分たちの仕事に絶対的な自信を持っている団体がどれほどいるのでしょうか。

会津地鶏への熱き思い、自分たちの仕事への自信、生産品への自信、慣習にとらわれず常に次の時代を見つめる姿勢など……
今日お会いしたみしまやさんの男性陣には、秋風が吹き抜ける中、夏のような暑さを感じました。

ビバ、熱い男たち!

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今日の一枚は、美坂高原でのワンショット。

この〜木、何の木、気になる木〜(いや、気にはならない)

 
 
 

食とは

スケジュール
8:00-12:00
鶏舎の消毒、もみがら敷き
13:00-16:30
美坂高原見学、鶏の捕獲

インターン生のよしです!

二日連続の四時半起き。今日も昨日に続き、みしまやさんでの研修です。

今日の午前は、昨日掃除をした鶏舎の消毒。ウイルスの侵入を防ぐため、鶏舎の中全体と周りに消石灰をまきました。先日、日本列島を揺るがした口蹄疫問題でも、消毒のために消石灰がまかれていた光景を思い出します。
その後、ビニールシートを床全体に敷きその上から全体にもみがらを敷きつめました。餌箱の設置をして、ひよこを受け入れる準備が終了。

午後は、美坂高原見学。山頂付近にあるだだっ広い高原は以前はレジャー施設として利用されていたが、現在は開店休業中の状態。現在は、一部を畑にして、白菜やとうもろこしが栽培されています。みしまやさんでは、その一角に鶏糞を運び、一年間発酵させることで肥料をつくり、できた有機肥料は畑の堆肥となります。そして、また、畑でできた野菜の残渣は、地鶏の飼料に混ぜられ、まさに資源循環型の経営が行なわれているのです。
鶏舎に戻り、地鶏の捕獲。最初は逃げられてばかりで、作業に慣れるまで大変でした。この鶏が日頃、スーパーなどで見かける鳥肉なのか、と思うと考えさせられます。
今日の日本では、生産と消費の距離が物理的にも精神的にも乖離している状況にあるような気がします。生産段階では屠畜や加工はオートメーション化され機械的に流れ、消費者においては、食はパッケージ化され、簡単に手にはいるかの様に、目の前にあらわれます。
実際に捕獲を経験して、動物の命を食べてるんだ、という実感がまざまざと感じられる訳でもないが、そういったことを、感じる経験は重要だと思いました。

みしまやさんの手作業で全てを行う経営体が減ってきていることは悲しいことです。

 
 
 
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